ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

2018-01-01から1年間の記事一覧

「講師がムキになりだしたら替え時」

今回は個別塾において通常授業での非常勤講師の替え時の目安についてお話します 私は個別塾の教室長時代最も悩んだことの一つとして非常勤講師のレギュラー授業の替え時がありました本音を言うと講師に全て任せてしまうのが一番楽なのですが時には明らかに授…

ここぞの局面で いつも逃げる人は・・・

今回は ここぞの局面でいつも逃げる人材を下手に信頼して重要な場面で起用してはいけないということについてお話します 今の個別塾業界はいわゆる“訳あり校舎”が多く一度教室長にでもなったならばなかなか健全な運営に戻すには骨が折れるものですとはいえ一…

「学習塾での仕事=(人生の)失敗」なのか

今回は世間に未だに根強く残っている「学習塾での仕事=(人生の)失敗」というイメージは本当なのかということについてお話します 世間での学習塾の仕事についてはネガティブなイメージが結構ありますたしかに・低年収・時間的拘束が長い・新卒で学習塾業界…

お子様のカバンの中身知ってますか?

今回はお子様の生活習慣改善ついてお話します よく、授業などでカバンの中身を出させていると筆記用具やノートを出すだけでかなりの時間を要する生徒がいます生徒側からすると「いちいち出し入れすることが面倒」というわけで中身を入れっぱなしにしているの…

お子様との お話での接し方とは

今回はお子様とのお話での接し方についてお話します 保護者とお子様はどうしても距離が近すぎるせいか普段のコミュニケーションでなかなかうまくいかないことがあるようです私は子どもと接するときいつも心がけていることがありますとは言っても別にむつかし…

新しい客か古い客か

今回は塾の運営でよくある新規生に対するケアについてお話します 今のご時世はどこの塾も新規生の獲得に大変躍起になっていますしかし塾の運営としては果たしてこのやり方でいいのでしょうか?基本的に塾というものは新規生を獲得すればその塾内での顧客の母…

エース講師になるために必要な事とは

今回は学習塾業界で講師業をする人向けの内容で校舎内でエース講師になるためのノウハウについてお話します 現在の塾業界は未だ確固たる非常勤講師の育成システムは残念なことにどこも確立されていません まず学習塾の講師業では学歴は一切関係ありません※も…

生徒と講師の相性

今回は講師育成法として講師を育てるためには生徒との相性を重視する必要性についてお話します 部下(講師)や生徒・保護者を生かすも殺すも教室長の采配にすべてがかかっていますその際特に気を配らないといけないのは講師と生徒との相性です実力派のベテラ…

アンケートの危険性

今回は最近の塾では当たり前のように導入されつつある授業アンケートについてお話します アンケート項目は学習塾によってかなり異なりますが要は「授業がわかりやすいか」「この先生はお気に入りか」ということをさりげなく聞き出したいようです まず率直な…

集団授業は「強さ」個別指導は「優しさ」が必要

今回は学習塾講師向けの授業技術についてお話します とはいえ複雑な技術についてではなく集団・個別の2つのどちらかの授業を行うときに意識すると授業が良くなるポイントに絞って述べていきますまず集団授業(学校形式の授業)は少しだけ強引さが必要です数…

危険な数学の授業

今回は危険な数学の授業についてお話します 数学は集団授業では私はすべての生徒に数学的な思考をまんべんなく理解させることがなかなかむつかしい科目だと考えていますですので“わかる数学の授業とは”というより“こういう数学の授業はダメ”をお伝えすること…

冬期講習で不安を煽る

今回は冬期講習に関してひとつの営業手段として保護者の不安を必要以上に煽り立てて悪質な授業の提案をする塾が最近とても増えてきているということについてお話します 最近の塾は一昔前に比べて超利益重視型が増えてきていますすき家やワタミ大手コンビニの…

異性の壁

今回は学習塾講師・学校教員を問わずひとつの試練である異性の壁について お話します講師(先生)にとって異性の壁はなかなか一筋縄ではいかないものであると思います まず異性との授業に入る前にひとつ持っておいて欲しい心構えがありますそれは「自分はモ…

子供に「数学をできるようにする」 アプローチ法

今回は生徒(子供)に数学をできるようにする方法についてお話します この記事では数学の知識や解き方を教える(伝える)やり方というよりは子供に「数学をできるようにする」アプローチ法について述べていきますまず第一に数学をできるようにするには「教え…

不登校について

今回は学校生活で悩んでいる方向けのお話をします かつて「無事志望校に合格した卒塾生が不登校になったこと」や「進学校に進んだが学校生活がうまくいかず自暴自棄になった」ということがありました塾人としては卒塾生のケアは塾生ではないので管轄外な案件…

子供に英語をできるようにする 方法とは

今回は子供に英語をできるようにする方法についてお話します 私は学習塾業界では文系講師でしたので専門分野にあたるのですがこの8年真剣に考えていろいろやってきましたが英語が嫌いな子供に英語をできるようにするのはなかなかむつかしいと考えていますま…

プロ講師が集まる塾の形態とは

今回はプロの授業屋が集まりやすいタイプの学習塾についてお話をします 多くの保護者は「どうせお金をかけて大切な子供を預けるならできればプロに指導をまかせたい」とお考えになると思います実際本物のプロ講師の授業は普通の講師(2流クラス)とは格が違…

テキストの確認は大丈夫ですか??

今回は大手FC塾(特に個別指導塾)が使用している教材についてお話します 初回の入会時に教材費で結構な額を取られてしまいます「必要なものだから仕方がない」と思われるかもしれませんが実のところその教材にも注意が必要です まず塾がそれぞれ使用する教…

一流の技は「教えて」もらうのではなく「盗め」

今回は学習塾業界での講師スキルの向上のやり方・考え方についてお話します 講師技術の向上はただ研修をするだけではなかなか向上しませんつまり誰かに任せておけば勝手に成長できるものではないということですむしろ基本的には自分から学んでいくのが一番確…

子供に学校以外の 勉強をさせたい時にオススメの勉強法

今回は(特に小学生の)子供に学校以外の勉強をさせたい時にオススメの勉強法についてお話します 学校の宿題では物足りず塾の宿題も終わらせてさらに勉強をもう少し習慣づけてやらせたい時にこういう方法がありますまず学習塾に「家でもっと勉強をさせたいの…

集団講師と家庭教師

今回は講師業において集団講師として通用しなくとも家庭教師として活躍することができる可能性があることについてお話をします 講師業と一言で言っても“集団授業”と“家庭教師”は同じ授業でも中身で求められるものは結構異なります まず集団授業はジェスチャ…

全指導者必見 初心を忘れるな

今回は講師向けの内容で生徒指導の面で“強い講師”と“弱い講師”に分かれる分岐点についてお話します 実際の現場では多くの講師がその分岐点をあまり深く考えずに生徒指導をやってしまいがちなので注意が必要です私が今まで教室長として数多くの講師の方々を見…

国語の授業テクニック これを知っておこう

今回は 効果的な中学国語の授業テクニックについて お話します 国語の授業は(特に集団) そこそこのスキルが必要です その中で普段の授業で意識をしていると良いポイントについて 述べます まず、一番良くない授業は “ただダラダラと本文を読んで解説するだ…

授業に100%のエネルギーを使うな!!

今回は講師向けの内容で授業理論についてお話します このお話は塾業界では陥りがちな授業における失敗パターンにはまらないようにしていくことが狙いですまず生徒の立場で考えれば理解できると思いますが「あまりに必死な授業」の評価はあまり高くありません…

塾講師に学歴は必要ない!!

今回は 塾講師は高学歴のほうがいいのか ということについて お話します 塾業界が教育業界なので 「学歴が高いほうが良いのでは」と お考えの方は多いと思いますが 私はすべてが良いとは考えていません 確かに、最難関レベルの学校に導くための 進学塾であれ…

塾の行く末とは

今回は これからの学習塾の行く末について お話します ここ最近 さまざまなタイプの学習塾が 出来てきたと思います 成績保証制度やビデオ学習スタイル(映像授業です)など 今まではただ生徒を お預かりして講師が教えるだけだったものが それ以外のサービス…

塾はコンビニではない理由

今回は少しずつ現在の学習塾の主流となりつつある 学生講師頼みの風潮についてお話します 最近の学習塾は 「面倒見の良さ」「成績保証」 などをかかげて集客活動に力を入れているところが増えてきていますが その舞台裏では 実はアルバイトの学生講師におん…

お金は汚くない!考えなければだめ!!

今回は社員・講師向けの内容で 学習塾という業界は教育という世界でありながらお金を否定してはいけない理由についてお話します 恥ずかしながら私はデビュー当時は 「お金(給料)は生きていける最低ラインでいい」 と真剣に考えひたすら目の前の生徒に対し…

重いランドセル 文科省が“置き勉”認めるよう全国に通知

今回は「重いランドセル 文科省が“置き勉”認めるよう全国に通知」 についてお話します。 各地の学校で新学期が始まる中、文部科学省は子どもたちのランドセルなどが重すぎるという意見を踏まえて、宿題で使わない教科書などは教室に置いて帰ることを認めるよ…

文章題から考えるビジネスとは

今回は 「文章問題ができない」 というモノが多かったこととそれに伴うビジネスチャンスの考え方について お話します 学習塾という世界はいろんな悩み事を抱えて入塾を検討する人がほとんどです その悩みの中で現役時代印象として特に多かったのは 「うちの…