ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

お金は汚くない!考えなければだめ!!

今回は
社員・講師向けの内容で

学習塾という業界は
教育という世界でありながら
お金を否定してはいけない
理由について
お話します

 

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恥ずかしながら
私はデビュー当時は

「お金(給料)は生きていける最低ラインでいい」

と真剣に考え
ひたすら目の前の生徒に対して
勤務時間を度外視し
身体を無理させてまで
無償の授業や指導を行ってきました


たしかに
その時は生徒から
大変慕われていたことを
今でも覚えています

しかしながら

今は
そういった
昔のやり方に対して
自分自身の未熟さを
痛感するようになりました


学習塾という世界は
学校とは違います


特に違う点は

学校は財源が
税金でまかなわれているのに対して
学習塾は顧客からの
売上で財源が発生している点です


ですから
極論を言うと
学校はまともに仕事をしなくても
運営は成り立つのに対して

学習塾は
いくらボロボロになって
生徒のために尽くしたとしても
売上につながらなければ
校舎も存在させることができなくなり
給料がそのうち止まってしまうのです


ですから
学習塾という世界では

いくら周囲から冷たいと思われようが
必要最低限の利益を
確保するための仕事を常日頃から
心がけておかなければならないのです


授業でも
生徒とのコミュニケーションにしても

その行為が
果たして
お金につながってくるものなのかを
考えておかないといけない
ということです


そうでないと
いくら時間外労働をして
生徒数を増やしたとしても
校舎が慢性的な赤字であれば
いくら寿命を削っても
給料はビタ一文も上がらないでしょう

いや
正確に言うと
給料を上げたくても
財源がないから
上げようがないのです


逆に言うと
常にお金につながる仕事を
しているのであれば

いざというとき
より条件の良い他塾なり
場合によっては
他業種転職が
やりやすくなります

どの業界でもそうですが
利益につながる仕事ができる人材は
不足しているのです


一方
学校はそうではありません

学校は財源が常に確保されているので
いい加減な仕事をしてようが
真面目にしていようが
給料は規定通りに支払われ
上がっていくことでしょう

しかし
いざ転職となると
今まで利益を生み出す仕事についていないので
なかなか思い通りの
転職活動ができないことでしょう


よって
学校教員は
いくらブラック化が進んでいるといえども
よほどの勇気と自信がなければ
定年までへばりついているしかないのです

 


私自身
デビュー当時は

「お金にこだわることは汚いことだ」

と思っていました

 

ですが
今はそうは思っていません

お金が集まるということは
その分周囲から必要とされている
ということだ

と考えています


ですから
本当に必要なお金であれば
手段を選ばずに
なんとしてでもかき集めます

その分
仕事の報酬としての
自分の取り分にはこだわります

それは
より良い仕事をして
よりよい生活をしていく上で
必要なことなのです


ですから
学習塾の世界にいる人は
無償の奉仕ばかりをするのではなく

冷たいと言われようが
もっとお金にこだわっても
いいのではないか
と思います

真面目に頑張った分は
きっちり報酬として
報われてもいいのではないか
と思うのです


他の記事でも
散々言っていますが

学習塾の世界は
ボランティアでもなければ
公教育でもありません

教育業界という名の
サービス業なのです

ですから
お金につながる仕事にこだわって
売上を上げて
自分の取り分を
少しでもよくするということに
徹してもバチは当たらないと思います


ただ
本来しなければいけない(授業料が発生している)
授業や指導をほったらかして
営業のみをひたすら行うことは
まったくもって論外ですが

ではノシ

 

 

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