文章題から考えるビジネスとは
今回は
「文章問題ができない」
というモノが多かったことと
それに伴う
ビジネスチャンスの考え方について
お話します
学習塾という世界は
いろんな悩み事を抱えて
入塾を検討する人が
ほとんどです
その悩みの中で
現役時代
印象として
特に多かったのは
「うちの子は文章問題になるとめっきり……」
というものでした
たしかに
国語だけでなく
算数・数学などでの
「文章問題ができない」
という問題が起きる
プロセスはある程度は理解できます
英語や社会、理科の2分野（生物や地学など）
は暗記でなんとかなるものが多く
算数や数学の計算問題も
算数・数学の理屈を
理解するというよりは
正しい計算方法を
体で覚えるというやり方で
点数に結びつけることができます
ただし
どの教科でも
こと文章問題になると
暗記や解き方を体で覚える
やり方では通用しなくなります
理由としては
「文章問題で問われている内容」
をまず理解してからでないと
正しい答えを導き出すことは
できないからです
ということは
文章問題においては
必ず
誰かが文章問題で何を問われているのかを
生徒に分かるように伝えなくてはならず
かつ
最終的には生徒自身が誰もいない環境下で
同じタイプまたは変化したタイプの
文章問題を自力で解けるように
ならなくてはならないのです
実は
これはなかなか
家庭学習ではできません
家庭教師や学習塾講師（特にベテラン講師）
といったような文章題専門講師でないと
短時間で的確な指導というものは
できないと思います
たしかに
学生講師でも
教えることだけならば
できるでしょうが
かなりの指導訓練を
受けていないと
生徒への伝え方に
不備が多く
生徒への説明伝導率は
それほど良くないでしょう
ましてや
最終的には
生徒自身が自力で解くことができないと
いけないので
ハードルは更に上がることでしょう
ですから
「文章問題ができない」
という悩みが
新規顧客から多く寄せられるのは
実は
大変理にかなったことなのです
逆に言うと
この「文章問題ができない」
という問題に対して
場数をこなした
実力派講師がひとりでもいれば
大きなビジネスチャンスとなります
特に
お受験の算数・国語は
更に特殊領域になるので
短時間でポイントだけを付いた
指導ができる講師がいれば
講習などで売上に大きく貢献できるでしょう
この文章問題ができない
という悩みは
顧客に非常に多い悩みなので
強い営業をかけなくとも
ちゃんとした指導ができる講師がいれば
自然と申し込みが集まってきます
しかし
ただ文章問題の解説だけを教える講師
しかいないのでは
次第に
その学習塾の
悪い噂が立ち込め
営業をいくらかけても
顧客の申し込みは
今ひとつとなることでしょう
ビジネスというものは
顧客が必要としているものに対して
的確に応えるからこそ
対価が発生するのです
必要もないものに
いくら力をかけて
必要性を訴えても
売り上げはお寒い限りでしょう
売れないものに営業をかける
エネルギーがあるのなら
一人でも多くの
文章問題の的確な指導ができる講師を
育てておきましょう
ではノシ
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