ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

文章題から考えるビジネスとは

 今回は

「文章問題ができない」

というモノが多かったことと
それに伴う
ビジネスチャンスの考え方について

お話します

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学習塾という世界は
いろんな悩み事を抱えて
入塾を検討する人が
ほとんどです

その悩みの中で
現役時代
印象として
特に多かったのは

「うちの子は文章問題になるとめっきり……」

というものでした


たしかに
国語だけでなく
算数・数学などでの

「文章問題ができない」

という問題が起きる
プロセスはある程度は理解できます


英語や社会、理科の2分野(生物や地学など)
は暗記でなんとかなるものが多く

算数や数学の計算問題も
算数・数学の理屈を
理解するというよりは

正しい計算方法を
体で覚えるというやり方で
点数に結びつけることができます


ただし
どの教科でも
こと文章問題になると
暗記や解き方を体で覚える
やり方では通用しなくなります


理由としては

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部下には圧倒的な差をつけろ!!

今回は
教室長クラスは
1割の力で部下に授業で勝たなければならないことについて
お話します

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塾講師業とは純粋な力の世界です

学校の先生のような公務員気質の生易しい業界ではなく
売れない講師はたとえ人不足であろうが1年以内には解雇になるか窓際族に追い込まれる

まさに
弱肉強食な世界です

その中で
特に教室長という存在は
校舎運営において重要不可欠な存在です


塾講師というものは
本当によく人を見ているものでして


「ああ、この人には勝てるな」
「この人にはかなわないなぁ……」


……といったように
教室長を自分が従うべき相手かどうか
考えながら授業を行っています


塾によっては不文律(公にされていない暗黙の約束のこと)で

「大物ベテラン講師は雇うな」

というものがありますが


これは
単に年齢的なものだけではなく

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常に相手の裏を取れ!!

今回は
生徒や保護者との駆け引きでは
常に相手の裏を取ることのススメについて
お話します

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教育の世界では
金八先生(古い)のように
何かと真正直な姿勢が良し
と考えられているフシもありますが

こと学習塾の世界では

あまりに真正直な姿勢ばかりとっていると
痛い思いをすることも
実際のところ結構あったりもします


たしかに
金八先生のように

真正直な姿勢で
教育活動を行うのは

学校などの公教育では
それなりに生き残る可能性はあります



理由としては

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専門外の授業をするのはアリ?ナシ?

今回は
講師に専門外の教科の授業を
依頼していいのかどうかについて


お話します


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一昔の
学習塾業界であれば

たとえば
英語専門の講師に
数学の授業を依頼する

というように
専門外の教科の授業を
させるということは
あまりありませんでした


理由としては
授業のクオリティが下がってしまう
というマイナス要因が考えられていたからです

しかし

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相手をやる気にさせてこそ本物

今回は
自分だけがやる気を出すより
他人にやる気になってもらえるような
仕事をすることのススメについて


お話しします

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講師業では特にそうですが
基本的に仕事というものは

「どれだけ自分自身がやる気を出して積極的に動いていくか」

という働き方が
上司からの評価に繋がりやすいものです

たしかに
他人から見れば
自分から積極的に動いていく人間は

「あの人はよく働いているなぁ」

という風に
見えることでしょう


しかしながら
校舎管理職になると

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昨今の中高生の「学力低下」が笑えない領域に

今回は全国の中高生の学力低下についてお話します

 

 

 

 上の問題ですが正解は②です。

 

この問題の正解を選べた中学生は12%というのですから驚きです。

 

以前にも教科書の内容を理解している中学生は3割にも満たなく

他の7割は書いてあることも理解できないとの記事を見たことがあります。

 

自分の周りの生徒を見ていると全員正解ではありませんが

90%ほどの生徒は正解していました(自慢)

 

それほど塾に行っていること行っていない子の差が

広がっているということです。

 

一昔前の小学校はほとんどの生徒が中間層と呼ばれる

偏差値45~55くらいに属して

残りの子は40以下か 60以上のイメージでしたが

 

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自由からの逃走

今回は上司から
「自由にやってもいいよ」
と言われておきながら
自由にやれない人は
自分の限界を感じる
時期に差し迫っている
ということについて
お話します

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タイトルは私が好きなエーリヒ・フロム著書「自由からの逃走」

をまるパクリしました!!

 


私は
8年の塾生活で
いろいろと厳しい思いをしましたが

中には
心から尊敬できる人にも
幸いながら出会うことも
結構ありました

そういう人たちは
こぞって

「責任はこっちがとりますから自由にやってみてください」

とまだ未熟者だった私ごときに
温かい言葉をかけてくれ
快く送り出してくれたものです


その後
私が校舎管理者となって

部下の育成には

私自身が
かけられて育った言葉である

「責任はこちらがとるから自由にしてみてください」

という言葉を
同じくかけていました


ところが

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ルール違反は絶対にダメ!!

今回は学習塾業界でたまにある
重大なルール違反について
お話します


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今回の記事で述べる
ルール違反については
私自身が実際に
かつての同僚から伺った話です

ルール違反が起きたいきさつなどを
聞いた上での出来事なので
私は直接現場を見ていないですが
実名なども普通に行き交っていたので
おそらく本当にあったことでしょう


まず
ルール違反で多いのが

授業形態に関する
ルール違反です


例えば

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生徒の成績が上がらないのは誰のせい?

今回は塾によって
話題として
よく取り上げられている

「生徒の成績が上がらないのは誰が悪いの?」

ということについてお話しします

 

 


かつての
ベテラン講師が
独立して
学習塾を開くと

自身の経験から
そういった言葉が生まれるのか
自信満々に

「生徒の成績を上げられないのは講師が悪い」

「講師は生徒の学習意欲を上げて当然」

といったような
台詞を
さも当たり前のように述べたりしてきます。

実際私も同じこと思っていました。

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「支持」される指導法とはこれだ

今回は授業にて
生徒から支持される教え方について
お話します
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教える技術にも
良し悪しがあって
こと良し悪しを見分けることに関しては
講師よりは生徒の方が
鋭い見極めを持っていることが多いです

授業の良し悪しを
理解するには

あくまでも

「生徒目線」

で授業というものを
考えてみることが
重要です

 

 


授業で
一番重要なことは


いかにして
言葉数を少なくして
相手に理解してもらえるかです


要は

一番教えたいことを
一言二言で
まとめることができれば
良いということです


とはいえ
このことは
言うのは簡単なのですが

いざやってみようとすると
かなりむつかしいものです



私もそうですが
講師というものは

どうしても
教えたいことが
たくさんあり

一度に
たくさんのことを
教えようとしてしまいます


しかし
生徒の立場に立ってみると
一度にたくさんのことを
言われると

すぐに
キャパシティー
限界に来てしまいます

そうなると
その授業で
一番伝えたいことが
どうしてもぼやけてしまうのです


ですから
講師側としては
かなり意識して
教えたいことを
コンパクトにまとめるのが理想です

伝えたいことを
コンパクトにまとめるためには
要点をうまくまとめあげるセンスと
普段からの念入りな準備が不可欠です




よく
平凡な講師がやりがちなことが
授業の準備をせずに
授業に入ることです


準備をせずに授業に入ると
どうしても最も教えなくてはいけない
ポイントがずれてしまい
話が長くなってしまいます

そうなると
生徒側からすると

「何を言っているのかがよくわからない」

という印象を与えてしまうのです


生徒から
支持される教え方を
するためには

普段から
言葉数を減らす
努力をして

一番伝えたいことを
出来うる限り絞る

ということを
少しだけ
強めに心がけてみてくださ

ではノシ

 

 

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