ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

自由からの逃走

今回は上司から
「自由にやってもいいよ」
と言われておきながら
自由にやれない人は
自分の限界を感じる
時期に差し迫っている
ということについて
お話します

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タイトルは私が好きなエーリヒ・フロム著書「自由からの逃走」

をまるパクリしました!!

 


私は
8年の塾生活で
いろいろと厳しい思いをしましたが

中には
心から尊敬できる人にも
幸いながら出会うことも
結構ありました

そういう人たちは
こぞって

「責任はこっちがとりますから自由にやってみてください」

とまだ未熟者だった私ごときに
温かい言葉をかけてくれ
快く送り出してくれたものです


その後
私が校舎管理者となって

部下の育成には

私自身が
かけられて育った言葉である

「責任はこちらがとるから自由にしてみてください」

という言葉を
同じくかけていました


ところが

 


私が校舎管理者になってから
わかったのですが

その言葉を
かけられているのにもかかわらず
まったく動こうとしない(もしくは動けない?)
部下がいることがわかりました

最初は

「遠慮をしているのかな」

と思ったものですが


ひどい場合だと
半年経っても
1年経っても
少しも動きに変化がないので
難儀をしたことがありました


その後
いろいろと
ほかの講師から話を聞いてみたり
自分なりに分析をしてみて
わかってきたのですが

どうも
講師の中には

「自分にとって無駄な動きを一切したくない」

というタイプの人が
いるようです


仕事の世界でも
指示待ち人間という言葉が
ありますが

同じように
講師の世界でも
指示を与えられないと
一切動こうとしないタイプの
人がいるのです


しかしながら
それならそれで
私は指示が必要なら
指示を与えるようにしてみれば

それはそれで
言われた方の講師は

「自分のやりたいようにやりたい」

という態度に出ることもありました


要は
自由という言葉を
大きく履き違えているのでしょう



そうなると
あとはその講師が考えている自由とやらで
一体どれだけ数値上で
校舎に貢献できているかが
全てになります

もし
数値上で貢献できていれば
それなりにその講師を立てることもできますが

数値上で貢献ができていない場合は
残念ながら
その年でお引き取り願ったものです


仕事の世界では

「自由にやってもいい」

とわざわざ
言ってくれるところは
今はなかなかありません

そういった中で
そう言葉をかけられるということは
自分にとってアピールできるチャンスだ
として見てもいいのではと思います


もし
自由にやってもいいと言われて
やり方がわからないのであれば
指示をもらうやり方の方がいいと
あらかじめ意思表示をしておくべきなのです


仕事で大切なことは

「自分にとって一番組織に貢献できるやり方は何か」

を自分なりに考えて
動くことだと思います


組織に貢献することよりも
自分のやりたいやり方で
ダラダラとするだけならば
もはや戦力としては機能しないので

人手が足りてくれば
オサラバしたほうが
組織としては風通しが良くなります



何度も言いますが
今時

「責任はこっちがとるから自由にやってみて」

とわざわざ言ってくれるところは
なかなかありません

ですから
もしこの言葉をかけられたときは

自分にとってチャンスだ!

と捉えて
攻めの姿勢で
仕事に励んでみてはいかがでしょうか


ある意味
この言葉をかけられたときは
自分の本当の実力が試されているのです

 

 

ではノシ

 

 

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