ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

アンチ生徒の重要性

今回は

講師向けの内容で
学習塾集団授業において
いわゆる「アンチ生徒」をも受け入れながら
授業を組み立てていく必要性について
お話します

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講師サイドから考えると
アンチ生徒がいるのといないのとでは
授業のやりやすさはまったく異なります

たしかに
講師の立場で考えると
アンチ生徒がいないほうが
授業そのものはやりやすいのですが
かといってお気に入りの生徒のみで
授業をしていくことも
私個人の考えとしてはどうだろうかと思います

 


アンチ生徒は
良い意味でも悪い意味でも
講師が「こうやろう」
と考えている授業のイメージを
崩しにかかってくることが
多いのではないかと思います

たしかに
講師の立場で考えると
理想の授業の組み立てイメージを崩されてしまうのは
決して面白いことではありません


しかしながら
授業に対する考え方を変えてみると

授業というもの自体が
思い通りに行かないことが普通なのです

授業はよく生き物にたとえられることがあります
生き物を扱うというのは
ほとんどが思い通りにいかないものです

むしろ
思い通りにいかないことが普通なのです


ということは
生き物によくたとえられる
授業においても同じことなのです


アンチ生徒は
授業を生き物にする要素を
多く持っています

たいていのアンチ生徒は
講師の思い通りには
動いてくれないことでしょう

しかしながら
逆に考えると
アンチ生徒が講師の授業の新たな可能性を
開拓してくれるチャンスを与えてくれていると
考えてみてはどうでしょうか

モンスタークラスの生徒ならばともかく
そこまでひどくない生徒であれば
「問題は自分の授業にもあるかもしれない」
と考えてみることも
講師自身の授業バリエーションを
広げてくれる要素を持っているといえます

意外にも
少しだけ授業のやり方を変えてみるだけで
アンチ生徒の反応がこれまでと
かわることが結構あります



逆に言うと
意固地なまでに講師が自身のやり方に
根拠や考えも無くこだわり続けると
思いもよらない形で
講師が痛い目にあうことがあります

一例としては
これまで
ファンであった生徒も
なぜか寝返ってしまうということも
あるということです

繰り返し言いますが
授業は生き物です

ですから
「このままでいい」
というからには
何らかの根拠や考えが必要であるということです

考えがない場合は
「ひょっとすると問題は自分の授業のやり方にあるかもしれない」
と考えてみることも時には必要なのかもしれません

そういった
授業に対する考えを
変えるきっかけを
アンチ生徒は与えてくれているのでは
ととらえてみる柔軟性を持ってみることも
授業のレベルを上げる転機になると
いうこともできるのではないかと思います

ではノシ

 

 

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