ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

危険な生徒への対応で講師の人格が見える

今回は


講師向けの内容で
学習塾業界において

生徒の窮地に対しての対処の仕方で
対処した講師の未来は
ほぼ決まるということについて


お話します

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近頃の
学習塾業界は客商売になりつつあり
生徒の声かけやアプローチの仕方も
ステレオタイプ(型どおりにという意味)になりつつあります

生徒へのアプローチのやり方に関しては
生徒の特性・状態・能力によって
正解になることも不正解になることも
あるでしょうが

少なくとも
アプローチをする講師自身が
「無難に行く」というやり方一辺倒では
その講師の未来は自ずと決まります

何度も記事で述べてますが

私は
これまで教室長として
数多くの講師を見てきて
時間割を決めてきましたが

無難に行くタイプは
いわゆる
つなぎの授業(メイン講師としては使わない)でしか
入れないことにしていました



理由としては
無難に行くのは
確かにクレームは少ないのですが

授業や雰囲気が
悪い意味でマンネリ化してきて
集客という面では
あまり期待のできないクラスに
なりがちだからです


それに
生徒の反応も
「良くもなく悪くもなく」
という空気に染まってきます

クレームは出ないが
かといって勉強などの相談事も出てこない

結果的には
そのままフェードアウトで
やめていかれてしまう確率が
上がっていくという結果になるのです


この無難に行くというスタイルは
エリートタイプの新人講師や
中堅のベテラン講師によくある現象です

経験(ベテランは)や知識も
ある程度はあるので
無難に行くことは
たしかにたやすいでしょう

しかし
生徒からしてみると
そういった無難な指導やアプローチは
半年もすれば飽きてしまうのです

最終的に
生徒の能力も校舎運営も
中途半端なままで
終わらせてしまうのが
無難に行くというやり方なのです


講師自身は
問題は起こしていないので
自分は仕事をしていると
考えがちですが

管理者からすれば
今ひとつ魅力を感じません

結果としてメインを張らせることはなく
つなぎ授業でそれほど期待されずに
勤務時間帯や条件面でも
いつまでたっても講師側の融通が利かないという事態を
突きつけられるということになることでしょう

中堅ベテラン位のキャリアでは
さすがに明日から変わるというのは
厳しいかもしれませんが


若手であれば
まだスタンスは変えることができます

「攻める」というスタンスは
「無難に行く」よりは
たしかに失敗することもありますが
回数を重ねると失敗の率も減ってきます

何よりも
成功した時の生徒の反応が
無難に行くアプローチとは
全く違います





攻めるスタンスで
生徒や保護者の信頼を
勝ち取ることができれば

さらに
「ここだけ」の依頼や相談が
出てくることになるでしょう

そうなれば
新たなビジネスチャンスも出てくるでしょうし
何よりも講師自身の仕事に幅が出てきますし
別のことをする勇気や自信が湧いてくることでしょう


一度
攻めてみて成功を経験した人間は
何度も攻めてみる経験を繰り返すのです

無難に行く人間は
一生無難に行きますし
攻める人間は
ここぞでは必ず攻める決断をします

その繰り返しによって
未来に天と地ほどの差が
生まれてくるのです


「迷ったときは攻めてみる」
ことをおすすめしておきます

ではノシ

 

 

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