ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

授業は生き物と考える理由は

今回は

講師がひとりで話を進める
講義型の授業ではなく
授業の中で生徒とのやり取りを行う
リアルタイム型の授業のやり方について
お話します

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私の授業に対する考え方としては
授業は生き物です

つまり
生徒のその日の状態や教室の温度・空気の様子
さらには時代によって授業のあり方は
千変万化になると考えています

よって
いつまでたっても同じような授業を
繰り返していてはいけないのです

 


かく言う私も
かつて講義型の授業もしたことがあります


その経験をもとにして考えると
講師自身の負担としては
講義型の授業は負担が少ないです


なぜなら
一人で話をしていて
時間が経てばそれで終わりなわけなのですから
これほど楽なことはありません

 




しかしながら
このような授業を繰り返していると
生徒は物足りなさを感じ
次第にフラストレーションをためることでしょう
その後学習意欲がなくなってしまうでしょう

講師が楽であるということは
生徒にとっては苦痛なのです

それならば
いっそのこと講師自身が生徒相手に
攻めの姿勢を持つことが重要です



ただし
ここでむつかしいのは
生徒との接し方です

すべての生徒に同じテンションで行くと
ファンが間違いなく偏ります
ファンが偏るということは
アンチも偏ってくるということです

こうなってしまうと
授業がやり易いどころか
かえってやりにくくなります
※理由としては教室の雰囲気が悪くなることや
保護者クレームが発生するかもしれないからです

それを防ぐためには
より多くの生徒と接しながら
生徒の考え方や特性を把握して
何度も授業シュミレーションをして
実際、授業中に試験的に
テンションを変えていく必要があります
※たとえとしてはラジオのチューニングのような感じです


最初はうまくいかないかもしれませんが
少なくとも生徒から見れば

「あの先生は私たちに合わそうとしてくれる」
という誠意が伝わります

この誠意が伝わるということが
最重要項目なのです


講義型の授業は
講師は自分の間合いに閉じこもって
生徒側に合わせることはほとんどありません

それに対して
リアルタイムでは
講師は生徒に合わせようと努力をします

生徒側からで考えてみると
どちらの話を聞こうとするかは
一目瞭然です

人は聞きたい人の話を
聞く存在なのです



そのうち
講師側は慣れてきて

「ああ、このクラスはこのテンションでやるのが一番合うな」
ということがわかってきます

あとは1年間
そのテンションでやればいいだけです

もちろん
時期やクラスの雰囲気などで
テンションの調整をしなくてはいけない時が
やってくることがありますが

その際
それほど大きな修正は必要なく
たいていは微調整レベルで
どうにかなります


大切なことは
生徒の状況に合わせて
講師側がテンションを合わせるということです

この姿勢で授業に臨んでいれば
おそらくクレームや生徒の学習に対する無気力に
悩まされることは少ないと思います

講師が形だけ教えたからいいというわけではなく
どんな状態であっても
生徒に教わる気にさせるところまで持っていくのが
本当のプロ講師というものであると
私は考えます


その努力を惜しまない講師は
5年、10年……と時がたっても
生徒からいつまでも慕われ続ける講師に
なることができるのです

 

 

ではノシ

 

 

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