ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

成績が伸びない子のために

今回は


保護者向けの内容で

学力のみならず
子供が伸びるために必要な考え方につい
お話します

 

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私はこれまで
塾人としてやってきた8年間で
数多くの子供と接してきました

勉強が好きな子供もいれば
嫌いな子供もいました
元気な子供もいれば
いつもだるそうにしていた子供もいました

そういった
やり取りを長年数多くこなしていると
いろいろと気がついたことがありました

 

その中で
特に重要だと思ったことは


良くも悪くも
野心を持てない子供は
伸びないということです


昔の人は子供の頃には

「一番になりたい!」
「○○(身近な子)に勝ちたい!!」

……といったことを
結構よく言っていたと
聞いたことがあります


あまり露骨すぎると
人間関係が悪くなってしまう危険性も
あるでしょうが

それだけ自分を高めたいという
野心があったことは
教育上では良かったのかもしれません


それに比べると
個人的な見解ですが
最近の子供は少しあっさりしすぎている印象があります

いくら優れた講師であれ
教えることには限界があります

どんなに丁寧に
わかりやすく教えたところで
教わった子供がその教えを死守する考え方がないのであれば

たいていは
しばらくすると忘れてしまいます


この忘れてしまうということは
講師のモチベーションを大きく下げてしまいます
※優れた講師ほどモチベーションは下がりやすいです

実際
私が責任者になっていた頃
授業に入ってあまりにも子供が度忘れすると
担当を外れたこともありました

正直
運営業務と掛け持ちしてでも
授業に入る必要がないと判断したからです
※要は誰が教えてもあまり変わらないと判断したのです

もちろん私の教え方がまずかったかもしれません

そうであれば
違う人から教わる方が
良いのかもしれません


教え子たちの中でも
嘘でも

「一番を取る」
「○○に勝つ」

とはっきり言い切った子が
実際に伸びていきました
※これは間違いありません

 

 
逆に

「がんばる」
としか言わない子は

いつまでたっても
伸びることはありませんでした
※そういう子はいつも言い訳をしていました

 

そう言う意味では

私は嘘でもいいから
野心を持っている子供は
伸びると経験上からも言うことができるのです

出来うるならば
宣言という形で
表現できたほうが
伸びる印象はありますので

できれば直接子供に
「一番になる!」と言ってもらうことが

たとえ勉強以外であっても
子供が伸びていくために
大切なことであると

私は考えます

ではノシ

 

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