ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

生徒の学力低下

今回は生徒の基礎学力の低下の現状について
お話をします。

 

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個人的な意見として
ここ5年くらいでゆるやかに
生徒の基礎学力が低下している印象があります

 

 

たとえばですが
・中3生でアルファベットがaからzまで書けない(小5~中1内容)
・九九ができない(小2内容)
・分数の計算が出来ない(小4~小6)
・図形が出来ない(小4~)
・文章の内容が理解できない(小4~)
・どの教科を学習してもケアレスミスがあとを絶たない…(人生)

 

 

これらのように

塾の授業以前に学習能力の基本ができていない
生徒が少しずつ目立つようになりました。

 

私のところにも在籍しています。

 

 

基本的に学習塾で
基礎学力のみを強化することは
サービス対価の範囲外です

現在の学習塾のカリキュラムで
中学生の九九を導入している塾は
ほぼ0だと思います

 

高い授業料を払って
九九を授業でしていると知れば
激怒することでしょう

 

しかしながら
そこからはじめるしかない・はじめなければいけない生徒がいる
という現実があります

(LD 学習障害は除きます)

 


生徒が九九ができないから
九九のためにわざわざ補講を組むということは
塾側からするとかなり大きな負担です

ビジネスにもならないですから
完全にボランティアです

中には
必死で時間を割いて
補講を組んで基礎学力を強化する人も
たしかにいらっしゃいますが・・・

 

 

 

塾はビジネスです
学校とは違います

基礎学力強化は
本来、公教育が責任を持つべき仕事ではないでしょうか
そこに税金が投入されているのですから
既に対価も発生しています

民間企業である
塾が引き受けるのであれば
もちろん新たな対価を発生させる必要があります

 

 

税金を支払った分は学校教育で基礎学力強化
塾代を支払った分はその先の学習

こういう風に
それぞれの役目をきちんと分けておかないと
私は保護者的観点からしても
明らかにおかしいと考えています

 

もし
どうしても学習塾で基礎学力を身につけさせたいとお考えの方が
いらっしゃるのであれば

やはりビジネスとして
別途授業料を発生させざるを得ないと
私は考えます

無償で補講を組んでやることだけは
私は筋違いであると考えます

 

 

しかしそういう適当な先生方がいることで塾が成り立っている部分もあります。

なんともいえないところですね・・・

 

 

ではノシ

 

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