ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

危険な数学の授業

今回は
危険な数学の授業について
お話します

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数学は集団授業では
私はすべての生徒に数学的な思考を
まんべんなく理解させることが
なかなかむつかしい科目だと考えています


ですので
“わかる数学の授業とは”というより
“こういう数学の授業はダメ”
をお伝えすることによって

おのずと
より良い数学の授業というものが
浮かび上がってくるのではと考えました

まず
数学の授業に「授業スピードが早いまたは遅い」
という生徒側からの不平を
よく伺うことがありますが


私は
授業のスピードの個人差は
やむを得ない
と考えています


なぜなら
数学的思考への理解度・計算の精度・得意、不得意単元は
生徒によって大きく異なるので


さすがに
数学講師の立場になって考えてみると
合わせようがないからです
※ある程度はクラス分けなどで
調整はきくでしょうが
それでも個人差はあると思います


むしろ
私が危険だと感じる点は
全員の理解度を確認しないまま
講師が勝手に先々に進んでしまうことです



理系は天才肌が多いので

「授業についていけない生徒は置いていきます」
「どうしてこんな問題ができないのかがわからない」
という態度を露骨に出してしまう講師が結構います


そうなると生徒側からすると
「もういいや」
「あの先生の数学は受けたくない」
「よその先生に後で聞こう」
となってしまいます


学習塾というものは
学校とは異なりますので
生徒のやる気をなくしてしまう授業をしておいて
仕事をしたと思うのは
大きな間違いです
※学校の先生であればいざ知らずです

学習塾は顧客ありきで
成り立っているものなので
そういう自己満足な授業をしたいのであれば
学校の先生に転職をしたほうが
明らかにやりやすいと思います


仮に授業でうまくいかなくとも
学習塾であれば地の利を活かして
フォローを充実させればいいと思います

例えば
生徒たちの理解度を確認して
立式が不完全な生徒には同じ問題を
裏紙やノートなどに何度もやらせて提出させるくらいの
丁寧な指導を行うことで授業のカバーをするのです


ただし
理系講師は性格が雑な方も結構いるので
そこまでマメな理系講師を探し出すのも
なかなか骨が折れますが探してみる価値はあると思います

少なくとも
生徒のことも考えずに
ただ授業で突っ走るだけの
数学の授業は危険極まりないので
ご注意ください

ではノシ

 

 

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