ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

生徒へのニーズは時代によって変わる

 今回は今の学習塾業界における
生徒のニーズについてとその対策法について
お話します

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学習塾もこの数年で
すっかりと主客が転倒した印象があります

昔は
あくまでも講師が主導権を握っていたのに対して
今は生徒に選ばれないと
仕事すらまともに与えられるかわからない状況に
なってきています

中には
「生徒アンケートで高い数値さえとっていればいい」
と安易に考えている講師もいるかもしれませんが
生徒の本音はあのような紙切れでは
とうてい聞き取ることはできません

アンケートの数値でタカをくくっていると
「アンケートは悪くないのにどうして?」
という結果に陥ることがあるかもしれません

    
実は
生徒もアンケートの趣旨というものを
ある程度は理解をしていて


「どうせこんな紙切れくらいでは先生を変えてくれない」
ということはある程度理解しています

「あくまでも目安程度にしか捉えてくれない」
と割り切っているのです



よって
本当に塾に失望したときは
アンケートで本音を訴えることよりも
塾を退会してしまうほうがはるかに早い
ということをよく理解しているのです

ですから
あくまでもアンケートは形式的なものであり
あの数値がいかに高かろうと
その講師の授業が信任されている
ということとは全く別のことなのです


では
生徒が本当に
講師に求めているものとは何か


私は
「1に魅力 2に授業」と見ています

生徒にとっては
まずは授業の良し悪しよりも
その教えてくれる先生が
授業を聞くに値する人材かどうか
が重要だと思います


昔の授業のスタイルは
「黙って私(または俺)の授業を聞け」
というものが主流でした

そういうスタイルでも
学習塾の母体数は少なかったですし
生徒数もたくさんいて
安易に学習塾をやめるわけにもいかないので
普通に成り立っていました


しかしながら
今では生徒にとって面倒になれば
学習塾など掃いて捨てるほどあるので
すぐに変えることができます

つまり
今の講師に求められるものは
力技を使うくらいなら
少しでも話を聞いてもらえる人間になるように
磨きをかけろ

というわけなのです


講師の中では
「今の生徒はやりにくい」
という人がいます

それは
講師自身が時代の変化に対応できていない
ということであり

生徒が悪いということではないのです

頭の固いお年寄りは
「近頃の若いもんは……」
という言葉をよく言いますが

逆に言うと
その頭の固いお年寄りは
どれだけ近頃の若いもんのことを
理解しようと努力したのかが
疑われる時代になったということです


生徒側からしても
やはり生徒のことを理解して
変化しようと努力する人間に対しては
たとえ大ベテランであろうと
支持します

1流どころの
講師はそのことをよく理解しているので
常に生徒の変化に対応して
生徒からますます絶大な支持を得ているというわけです





逆に
生徒の変化になにかとケチをつける講師は
過去にいかに一時代を築いていようと
時の流れとともに
ますます生徒との距離が離れていくばかりで
どの人も悲しい末路を迎えています


今の生徒からすれば
まさに
「授業よりも先生」なのです

これからは
ますます講師の二極化が進むであろうと予想されます

すなわち
勝ち組はますます勝ち組に
負け組はますます負け組に
なってゆくのです


負け組になることを防ぐキーワードは

今の生徒のニーズを嗅ぎ分ける
優れた嗅覚を磨き続けることである

と私は考えています

ではノシ

 

 

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