ひろえもんの教育録

ひろえもんの教育録

塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

生徒数が多いのが本当にいいのか

今回は
ただ生徒数が多いのがいいのか、ということについて
お話します
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現在の学習塾の
常識としては
生徒であれ講師であれ
「人が多ければ良い」という考えがあります


授業であれ運営であれ
最も重要なものは“熱気”であると
私は考えています


つまり
「本当にこの塾が好きな30人」と
「塾ならどこでも良い60人」とでは
30人の方が成績も上がりやすいですし
指導もしやすい
さらには
クチコミという最大の武器で
生徒数も倍増する可能性も秘めているのです


逆に
60人の方は
成績も上がりにくいですし
指導もクラス分けでもしてもらわないと
やりにくくて仕方がない
さらには
クチコミが期待できないので
チラシなどを常に打ちまくらなくてはならず
余計な経費が常にかかることになります

 


ですから
学習塾の運営面においては
30人のファンがいる方が長期的にみて成功率は高いのです

校舎運営においては
ピンチの時が必ずありますが

その時に
真のファンで固められた校舎は
必ず誰かがヒーロー・ヒロインとなって
助けてくれるのです

逆に
数だけが多い校舎は
ピンチになるとみんな面倒がって
擦り付け合いが始まります



授業の観点から見ても
真のファンで固められた校舎は
生徒も講師も授業内外でも
動きは見違える程活発です

講師からすると
「自分がやりたい」と考える授業と
「ただやらされている」と考える授業では
授業の勢いも精度も格段に異なるのです



また、
人間は物事を始める前は
完成イメージを持たないと
失敗するそうです

その成功する考えを持って
仕事をしてきて
もちろん山あり谷ありを経験しましたが

仕事をしていて
本当に苦しいと感じたことは
あまりなかったです

生徒数も売上も(生徒の)成績も
この頃は良い意味でどうにかなりました


逆に
大手学習塾でやったときは
ノルマ、ノルマ、ノルマで
なんだか自分がフォアグラのような思いをして
自分のやりたい校舎作りとは
かけ離れていました

そうなると不思議なもので
仕事をすることよりも
仕事を辞めることのほうが
常に頭によぎるようになるのです


学習塾業界は
そろそろこの現実に
目を向けるべきだと思います


ただでさえ
学習塾業界は

社会的地位も低い
社員、講師に満足な給料・休日も用意できない
慢性的な人材不足が常に起きている
当たり前の赤字続き
離職率の異様な高さ


……これほどの現象が起きているのに

一向に改善をしようとしない

一体何のために
学習塾という仕事があるのか
わからなくなってきます

十分な条件を
用意できないのであれば
せめて校舎運営でも授業でも
社員・講師にある程度の自由を
与えてやってもらっても
いいのではないかと考えます

とりあえずやってみて
もしうまくいくのであれば
そのやり方に切り替えるだけでいいのに
一体会社は何に対してそれほど頭を固くしているのか
私には理解できません

おそらく
推測するに
「ただ何も考えていないだけ」
「変わると今の自分(お偉い人)の地位が危うくなる」
ということはある程度はわかっています

とはいえ
学習塾が潰れてしまえば
結局同じ結論にたどり着くだけだ
と思うのですが

どうなのでしょうか

ではノシ

 

 

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