偏差値とは - ひろえもんの教育録

今回は偏差値についてお話します。

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秋以降になると模試を増える子供（生徒）が急増すると思います。

そこで必ず目にするのが「偏差値」です。

偏差値とは何かの前に次の例を見てください

A君は平均点７０点のテストで８０点でした。

B君は平均点４０点のテストで７０点でした。

どちらの子供が親にが褒められるかといえば

たいていはA君の方です。

保護者の多くは平均点は気にせずに子供の点数だけを見て

８０点を超えてるなら頑張った

６０点を下回ると勉強していない

のように感じてしまうのです

ですが偏差値はB君の方が高いのです。

そもそも偏差値とは

次の式で求まります。

T_{i}={\frac {10(x_{i}-\mu _{x})}{\sigma _{x}}}+50

ただし、

{\begin{aligned}&\mu _{x}={\frac {1}{N}}\sum _{i=1}^{N}x_{i}\\&\sigma _{x}={\sqrt {{\frac {1}{N}}{\sum _{i=1}^{N}(x_{i}-\mu _{x})^{2}}}}={\sqrt {{\frac {1}{N}}{\sum _{i=1}^{N}x_{i}^{2}-\mu _{x}^{2}}}}\\\end{aligned}}

N ：サンプルの大きさ　x_i ：個々の値（標本値）　μ_x ：算術平均　σ_x ：標準偏差

簡単に言うとそのテストで平均点を取ると偏差値５０です。

（平均７０点のテストで７０点とりました→偏差値５０）

いちいち平均より上だから・・・平均が・・・とみるのが面倒なので偏差値が使われています。

一般に

偏差値60以上（あるいは40以下）は、全体の15.％。
偏差値70以上（あるいは30以下）は、全体の2.％。
偏差値80以上（あるいは20以下）は、全体の0.13％と言われています。

なので私は生徒に「まずは偏差値６０を目指せ」と言い続けております。

上位１５％になると志望校を選べる立場になってくるからです。

学校の定期テストもそうですが、点数ばかり気にするのでは無く

平均点との兼ね合いで考えてみるのもいかがでしょうか

ではノシ

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