授業方法論３
今回は授業方法についてお話します。
学習塾講師業界で個別授業でも集団授業でも
ある程度授業ができるようになると
「今やっている授業はちゃんと生徒に伝わっているのだろうか」
「最近生徒があまり話を聞いてくれないな」
……というような不安に駆られることがあります
時に
その推察はあたっていると思います
たいていは自分がそう思っているときは
相手もそのように思っているものです
では
そういうときどうすれば改善できるのか？
私は「間をとることを研究するべきだ」
と思います
大手学習塾はよく“情熱（要は暑くるしく授業をしろと言うことです）”
を全面に打ち出してくることがあります
とはいえ
プロの授業の世界は
そのような簡単な言葉で片付くほど甘くはないです
テレビなどで見てもらえるとわかりやすいのですが
超１流の芸能人の方々は話しの間で間をとることがうまいです
「この人の話をもっと聞きたい」
「次のこと早く言ってよ」
というように
相手にしびれを切らせておいて
一番いいタイミングで話します
これは落語や漫才などを見ていただいて
研究するのがいいかと思います
私も数年前は車の中で常に落語をかけ、寝る前に漫才を見て間を研究してました。
もし授業のやり方に行き詰まってしまったならば
一度
間の取り方について
研究してみてはいかがでしょうか
「間が悪い」という言葉があるように
実はとても大事なことなのです。
そこから思わぬ形で
突破口が開かれるかも知れません
ではノシ
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