ひろえもんの教育録

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塾・教育を主になんでも徒然なるままに書きます

大手進学塾 講師の・・・

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 おはこんばんにちは! ひろえもんです。今回の話題は

私が某大手進学塾の先生とお話しさせていただいた時のものです。

 

 

 

 

大手進学塾で講師として勤務しております。

 

高校・大学受験の指導をメインに行っているのですが、彼らの指導をしていて気づいたことがあります。

 

それは「将来の目標が定まっている生徒さんは成績が向上しやすい」ということです。

 

例えばこんな男子高3生がいました。

彼は「中学・高校の数学教諭を目指す」という明確な目標を持っていました。

一般的な生徒ですと、高校3年生の夏を過ぎても勉強に身が入らず、秋を過ぎてやっとその気になってくるというパターンがほとんどなのですが、彼は違いました。大学受験に向けて動き始めるのが他の生徒と比べても格段に早く、高校2年生の冬には志望校を決定し、志望校を決定してすぐに高1・2年の復習をメインに勉強を行っていました。その調子で勉強を続けた結果、高校3年生の夏の模試でA判定(合格可能性8割以上)をとることができ、最終的には第一志望校に合格しました。

合格した彼に「どうしてここまで頑張ってこれたの?」と聞くと「理想の数学の先生になるためにはどうしても勉強しなきゃいけなかったからです。」と至極当然なことのように返答されました。彼は平均的な生徒よりは若干学力水準が低かったため、「勉強が面白くてしかたない!」というタイプではなかったのですが、夢や目標のためならしかたないと自分に言い聞かせることで努力し続けることができたのだと思います。

 

 

 

もちろん彼のような生徒さんばかりではなく、残念ながら第一志望校に落ちてしまった生徒さんもたくさん見てきました。「なんで勉強しなきゃいけないの?」というのが彼らの口癖でした。

勉強したって日常生活には関係ないことばかりだ」と何度も言われました。確かにその通りだと思います。ではなぜ勉強するのかと言われれば、「自分の夢や目標を実現するためにはとりあえず勉強しなければならないから」という1点に尽きると思います。

なんで勉強しなきゃいけないの?」という疑問が口から出てくる生徒さんは往々にして夢や目標がないか、あっても曖昧な場合がほとんどでした。

 

 

 

そんな彼らに対して、「そんなこと言ってないで勉強しなさい」と声をかけるよりも、「先生と一緒に将来の目標を考えてみない?」と声をかける方がその後の成績の上がり方が良かったと実感しています。

 

 

 

子どもたちの成績をあげるためには、勉強法を考え直すのも1つですが、彼らの夢や目標を明確にしてあげることも効果的だと思っています。

 

この話を聞いて私も同じ意見をもちました。子供は目標に向かって頑張る力は大人よりも強く集中力も大人よりはるかに高いように感じました。(子供がボールに気を取られて飛び出すのも集中力が高いからだと私は思っています。)

 

ですから「あれをやれ!!」「これをやれ!!」というよりも目標を持たせてやってほしいと心から願っています。

 

 

 

 

それでは おつかれっす!!